検査は保険が利く?

クラミジアは性感染症の中でももっともよく知られたものであり、名前だけは聞いたことがあるという人も多いのではないでしょうか?
性感染症は普段から予防することもできますし、感染すると通院しなければならず恥ずかしい思いをすることもあるので、できるだけ感染しないように普段から注意して生活することが大切です。

まずクラミジアはどのようにして感染するか説明すると、これは空気感染することはありませんので日常生活の中での感染を心配する必要がありません。
感染経路は基本的に性交渉によってのみで、セックスやオーラルセックスやディープキスなど性的なコミュニケーションがあった場合に感染する可能性があります。

もちろんすべての人が感染するわけではなく、自分か相手のどちらかがクラミジアの菌を持っていなければ感染しませんので、その点に心配がなければいつも通りにパートナーや配偶者と性的コミュニケーションを楽しんでください。
ただ、どちらかがクラミジアの菌を持っていると感染してしまう可能性が高まりますので、それを予防する意味でも定期的に性病検査をしておくことをおすすめします、性病検査をしておけばクラミジア以外のいろいろな感染症を予防することにも繋がります。

もしクラミジアに感染してしまった場合は男性であれば泌尿器科あるいはメンズクリニックで診察を受けるところからはじまりますが、まずは検査をして体内にクラミジア菌が潜伏しているかどうかを確認します。
この検査は採血か採尿によって行われ、その結果クラミジア菌がいることが分かれば投薬による治療を進めていくのが一般的です。
投薬期間はだいたい2週間〜3週間程度で、その後再度検査を行い、そこで問題がなければ治療終了となります。

ここでひとつ心配なのがクラミジアの検査は保険が適用されるのか?という部分ですが、このようなケースの場合は治療が目的になりますので、まず間違いなく保険が適用されるはずです。
保険が適用される基準として頭に入れておいて欲しいのは治療か予防のどちらが目的かという部分で、治療が目的の場合は保険が適用され、予防が目的の場合は適用されないこともあります。
したがって同じ性病検査でも予防のために受ける検査は保険が適用されず実費になることもあります。
ただ普段からかかりつけ医を持っていればある程度融通が利きますので、予防を目的とした検査であっても保険を適用させてくれますので聞いてみてください。