クラミジア咽頭炎とは

クラミジア尿道炎は男性が経験することのある性病の一つとなりますが、同じクラミジアによる症状でもう一つ、クラミジア咽頭炎があります。
クラミジア咽頭炎とは何かというと、簡単にいえばクラミジアが喉に感染して起こる病気です。
喉に性病が感染するイメージはあまりなかった方もおられるでしょう。
しかし喉も性病の感染部位の一つになっており、クラミジアなど喉にも感染するのです。
感染経路はオーラルセックス、ディープキスなどとなります。
パートナーがいたり、性風俗店など利用したりすると、これら行為を経験することもありますよね。
それを通して喉がクラミジアに感染するとこの咽頭炎が起こることがあります。

クラミジア咽頭炎の症状とは

性病になったとして、気になるのはその症状となるでしょう。
これが起こった場合、起きるのは喉の痛み、違和感、不快感のほか、微熱や頭痛など、その症状は風邪にとてもよく似ています。
実際に医者に症状を訴え、喉などを確認してもらったとしても、風邪とクラミジア咽頭炎を区別できないくらいです。
さらに人によってはこれら風邪に近い症状すらほとんど出ず、ほぼ無症状となる方もおられます。

症状が出ないのなら問題ないように思えるかもしれませんが、クラミジア咽頭炎が一度起きている場合、自然に完治することはほとんど期待できません。
たとえ症状がなくてもまだ喉は性病に感染している可能性が高く、その状態で別の誰かとオーラルセックスやディープキスなどすると、相手にクラミジアをうつす可能性も高いです。
軽い風邪のような症状だったり、ほとんど無症状だったりしても性病は性病ですから、もしこれに感染したかもと思ったら病院での検査や治療がおすすめです。

クラミジア咽頭炎の検査や治療とは

この病気になったかどうかは、まず性病検査でわかります。
クラミジア咽頭炎の場合はうがい液の検査などになり、専用液でうがいをしたあと、そのうがい液を調べてもらいます。
その結果、喉にクラミジアがあるかどうかが判明するのです。
これをしないと医者でも診断が難しいのがクラミジア咽頭炎ですから、感染したかどうかを調べたいときは検査を受けてください。

正式にそれが判明したら抗生物質での治療となります。
クラミジアに効く抗生物質があり、それを使えば治療できます。
使われる抗生物質の種類や使用期間については医師の判断となりますから、それにしたがってください。
症状が治まってもまだ完治はしていないことがあるため、出された抗生物質は最後まで飲みきることが大事です。