性病の治療は保険治療できる?

性病の治療

性病になったらもちろん治療をしたいでしょうが、このときに保険治療はできるのでしょうか?
これは症状や病院によっては可能ですから、もし性病になった方は保険治療も受けてみるといいでしょう。
受けるための条件として、まず保険診療の病院を利用する必要があります。
当たり前のことのように思えるかもしれませんが、性病の病院には自由診療のクリニックもしばしば見つかります。
保険診療をやっていない病院を利用した場合、保険証を持っていき、ほかの病院なら保険適用の症状があったとしても自由診療になります。
保険治療を希望する場合はまず病院をしっかり選んでください。

選び方は簡単で、その病院のHPなどを見て保険診療をやっているかを確認するだけです。
それらをチェックすることで保険適用の病院を見つけられるでしょう。
HPが見つからない病院の場合、電話で問い合わせたり、受診前に受付で確認したりすることで保険適用があるかどうかがわかります。
保険診療をやっている病院を選ぶことは大前提として注意しておいてください。
なお、病院によってはクラミジアや淋病、梅毒などよくある性病については保険治療をしているものの、エイズやB型肝炎など一部の病気については保険治療をしていない場合があります。
治療したい性病の種類がわかっている場合、その病気の保険治療ができるかどうかも確認しておくといいでしょう。

性病の保険治療の条件

性病の保険治療のもう一つの条件として、性病に感染していることが検査で判明していることが大事です。
病院で検査を受け、陽性反応が出たら以降の治療が保険適用となります。
では性病検査は保険適用かというと、これは自覚症状がある場合に適用されます。
病気になっているのなら症状があるのではと思うかもしれませんが、実は性病は感染しても症状が出ない場合があります。
性器クラミジアや性器淋病など、よくある病気に女性が感染すると症状が出ないことが多いのです。

男性は尿道炎などの症状が出る場合が多いですが、症状が特に出ない場合もあります。
喉の性病となる咽頭クラミジアや咽頭淋病の場合、男女ともに自覚症状がない場合もありますね。
もし症状がないときは、病院で受ける性病検査は保険診療の病院でも自由診療扱いとなり、全額自己負担となります。
この検査を受けた結果、特定の性病に関して陽性反応が出たら以降は保険治療となるのです。
治療前の検査費用については症状によって保険適用が分かれる場合がありますから注意してください。