クラミジアの治療法とは

排尿時の痛みや違和感、尿道から膿が出るなど、クラミジア性尿道炎の症状が現れている場合、どうやってこれを治せるのかが気になるところでしょう。

その治療法は病院で薬をもらうことです。

原因はクラミジアトラコマティスという細菌になるため、特効薬となる抗生物質があります。

クラミジアだと診断されれば病院で飲み薬など処方されますから、これを指示通りに飲めば治ります。

ただし一度の処方ですぐ完治するとは限りません。

医師が完治したと判断するまでは通院が必要になります。

途中でやめてしまうと治りきらないため、通院も含めてクラミジアの治療法だと思っていてください。

多くの場合は医師が様子を見ながらもう一度検査を行い、陰性になれば完治と判断され、治療が終了となります。

これが基本的なクラミジアの治療法です。

自宅でやれる治療法はある？

病院に行かずに自宅で治す方法がいい男性もおられるでしょう。

これは残念ながら方法がありません。

まずクラミジア性尿道炎は自然治癒することはほとんどなく、治療を受けないといつまでも治らないばかりか、前立腺炎など別の病気につながる恐れもあります。

感染に気付いている中で様子を見続けるのはおすすめできませんから、なるべく早めに治療をしてください。

市販薬はないのかというと、これもないのです。

先にご紹介した通りクラミジアの治療薬は抗生物質となりますが、これは市販されていませんから病院で医師に処方してもらわないといけません。

自宅でやれる治療法は基本的にないため、早めに病院で相談してください。

クラミジア性尿道炎が診られる病院について

受診する病院にも注意点があり、基本的には泌尿器科か性病科を選んでください。

こちらでは男性のクラミジア性尿道炎を基本的に診ているため、正しい診察と検査、治療を受けられます。

これ以外の診察科では性病のクラミジアに対応できない場合があり、診察を受けても必要な治療を受けられないことがあるのです。

なお、先に治療薬は抗生物質だとご紹介しましたが、これは内科や耳鼻科で処方されることもありますよね。

クラミジアのことを隠して別の病気と伝え、抗生物質だけを処方してもらっても、それでは治らない可能性が高いため注意してください。

抗生物質にはたくさんの種類があり、それぞれで有効な細菌が違うためです。

きちんとクラミジア性尿道炎として診察を受けて処方されたものでないと有効でないため、泌尿器科や性病科で今の症状やクラミジアに感染したかもしれないことを伝え、医師に薬を処方してもらってください。